四国八十八ヶ所歩きお遍路通し打ち一人旅 本文へジャンプ


前の日記 次の日記
夜のお遍路旅
・日数:3日目
・天候:晴れ
・参拝した霊場6.安楽寺7.十楽寺8.熊谷寺9.法輪寺10.切幡寺
・所要時間: 9:30
・移動距離: 19.9 km
・累計移動距離: 39.0 km
・歩数: 21,932 歩
・お宿:さくら旅館
切幡寺で思わぬ時間を取られて、暗い夜道をお遍路しました。
今日は出発が遅れてしまいました。
昨日の日記をアップするために、1時間程掛かっていたからです。
電波の受信状態が悪かったことと、日記が長かったためです。
9時40分に宿坊を出ました。
宿坊のみなさん大変お世話になりました。
お大師様ですネ。
今日も一日、四国霊場を参拝させて頂きます。学びの多い日となります様に、お導き下さいませ。
まずは、安楽寺(あんらくじ)の参拝です。
宿坊を出て本堂に向かいます。

父、釈生願が安らかに成仏できます様に、お導き下さい

僕の遍路旅が健康で安全で学びの多い旅となります様にお守りお導き下さい
続いて大師堂です。
りっぱな塔です。
納経所にて納経帳に朱印を頂きます。
ご本尊の御影です。
取り忘れ無いように。
判衣に朱印を頂きます。
自分が亡くなった際、この判衣を着させてもらいます。迷わず極楽浄土に導かれるでしょう。
さあ、次は7番札所 十楽寺(じゅうらくじ)です。
1.2キロなので直ぐ行けます。
あっ、あれが十楽寺の山門ですネ。
工事中の様です。
お花畑がきれいです。
何だか癒されます。
まずは、本堂を参拝します。
父のご供養と遍路旅の安全をお祈りします。
次に大師堂を参拝します。
納経帳に、7番札所 十楽寺の朱印を頂きます。
ご本尊の御影です。
判衣に朱印を頂きます。
この不動明王様(?)、凄みがないですネ。
かなり短足ですし・・・。
次は熊谷寺(くまだにじ)です。
近い距離にお寺があるので、次々参拝できます。その分、心を込めて参拝します。
この道の先の徳島自動車道をくぐった所に、お遍路さんのための無料接待所があります。

その横を通ると「一服なさりなさい。お接待させて頂きます」とのお声が掛かりました。
中に入るとお婆ちゃんがいました。
みかんやお菓子やお茶を頂きました。
お婆ちゃんは、ここでお接待をする様になって早5年になるとのこと。
功徳を積んでおられます。
僕はみかん大好きなので、3個お土産に頂きました。
「ありがとうございます」とお礼を言いながら納札を渡します。
ご接待頂いたことに感謝します。
熊谷寺(くまだにじ)に到着です。
ここは、NHKの「はじめてのお遍路」の番組で取り上げられていましたね。
りっぱな塔です。
昔の人は、こんな立派な塔を良く造ったものだと感心します。
参道を進みます。
すごくきれいにされていて、歩いていて気持ち良いです。
山門です。

仁王様にご挨拶。
「参拝させて頂きます」
りっぱな仁王様です。
迫力が違います、
水で口と手を清めます。
まずは本堂から参拝します。
納札一覧のNo.1を心を込めて納めました。
また一つお役目を果たしました。
急な階段の上が、大師堂です。
見晴らしが良いです。
納経所にて納経帳に朱印を頂きます。
ご本尊の御影です。
判衣に朱印を頂きます。
山門をくぐって熊谷寺とお別れです。
りっぱな山門ですね。
次は法輪寺(ほうりんじ)です。
ちょっと雲ってますが、涼しくて歩きやすいです。
これは、池に何かが生えているのでしょうか?
ちょっと不気味です。
あっ、法輪寺の看板が見えました。
ここを矢印の方向に曲がります。
のどかな田園の中の遍路道を進みます。
法輪寺に到着です。
山門をくぐります。
ここは、仁王様はいらっしゃらないんですね。
お水で口と手を清めます。
すると、ベンチに座っていたおじさんから大きな声でお声が掛かりました。
そこのお遍路さん。その荷物をここに置いて参拝しなさい。見ていてあげるから
見知らぬおじさんからのお言葉にちょっと心配になりましたが、何度もお声を掛けてくるので、荷物を置いて参拝しに行きました。
荷物ここで見てて上げるから、参拝しておいで
お寺の境内なら、リュックに金剛杖をさしておけば、取られないから大丈夫」とのこと。
なんだか不安です。
本堂を参拝します。
父のご供養と遍路旅の安全を祈願します。

ベンチを振り返ると先程のおじさんがそそくさと山門を出て行ってしまいました。

荷物見ててくれるって言ったのに

でも荷物大丈夫そうなので、そのまま参拝を続けます。
次は大師堂へ参拝です。
納経所にて納経帳に朱印を頂きます。
ご本尊の御影です。
判衣に朱印を頂きます。
次は、今日最後の参拝になります切幡寺(きりはたじ)に向かいます。
切幡寺から今日のお宿のさくら旅館まで2時間以上掛かるので、少し急ぎます。
再びのどかな田園風景を眺めながら遍路道を歩きます。
あっ、鶴ですか?
ちゃいますよね。
ミラーがあったので、記念撮影です。
はい、チーズ。

一人旅なのでなかなか自分のショットが取れません。
このカメラは昨日、お大師様に叱られて壊れたカメラです。応急処置をして何とかしのいでいます。
手振れ補正が付いていないのが残念です。
良く手振れします。
やっと切幡寺に着きました。
今日の最後の参拝です。
参道を通って行くと、お店からお声が掛かりました。
帰りもこの道を通るので、荷物を置いて行きなさい。階段が多いので大変だから
とのこと。
今日は、荷物を置いていく様に良くお声が掛かります。
お言葉に甘えて荷物を置かせて頂きました。
お声を掛けて頂いたことに感謝します。

明日はいよいよ難所の焼山寺に向かいます。宿を取ろうと焼山寺の宿坊となべいわ荘に連絡しましたが、宿が取れません。
しょうがなくなべいわ荘の先の植村旅館に予約入れました。昼までに焼山寺へ、夕方には宿に付けるとのこと。ホットしました。
333段ですか!
荷物預けて正解でした。
ふっ〜。
女やくよけ坂、男やくよけ坂と続きます。
結構大変です。

でも、この階段造った人のことを思うともっともっと大変だったんでしょうネ。
この階段、傾斜もかなり急です。
登り切った時には、息が上がってしまいました。
せっかくなので、鐘を突きます。
お水で口と手を清めます。
そして本堂に参拝します。

父のご供養と遍路旅の安全を祈願します、
納経所にて納経帳に朱印を頂きます。
ご本尊の御影です。
判衣に朱印を頂きます。

これで今日の参拝は終わりです。
この後、今日のお宿のさくら旅館に向かいます。ここから8.3キロ程あります。
急がないと夕飯に間に合いません。
先を急ぎます。

先程の階段を降り切った所でカメラが無いことに気付きました。
あっ、こともあろうか納経所のベンチにカメラを置き忘れました。
しまったと思いましたが時、既に遅しです。
先程の階段をまた登る羽目になりました。
もう、クタクタです。
急がば回れを身を持って学びました。

納経所に戻るとカメラをお寺の人が預かってくれていました。その方と明日の予定についてお話をした所、さくら旅館から出発して昼に焼山寺について夕方に植村旅館に着くのは、無理とのこと。植村旅館の人は車で来ると勘違いしているとのこと。急遽キャンセル入れました。危なかったです。ハマルところでした。
明日は、さくら旅館で連泊して休足日とします。
辺りが真っ暗になってきました。
18時を過ぎると途端に暗くなります。
国道318号線沿いを歩き阿波中央橋を渡ります。
辺りが暗いせいもあるのか、歩いても歩いても向こう岸が見えません。
お宿に早く着きたいという思いもあり、あせってしまいます。
長過ぎます。
恐るべし阿波中央橋。

途中何度か「乗って行きますか?」と車のご接待のお言葉を掛けて頂きました。
四国の方は本当にお遍路に施す気持ちを持たれているんですね。関心します。
歩くことを行としているので、お心だけありがたく頂戴しました。こういう場合も感謝の気持ちを込めて納札を渡すべきでした。
また、一つ学びました。感謝します。

19:30頃、やっと今日のお宿のさくら旅館に到着です。
今日も疲れました。
明日は休足日のためゆっくりします。
夕食の写真取り忘れました。
これは朝食です。
美味しかったです。
電池を入れる蓋が大破したデジカメです。
電池を入れる蓋をテープで張って、応急処置して使ってます。
前の日記 次の日記

   
inserted by FC2 system